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葉とらずりんごが収穫できるまで

葉とらずりんごの作り方

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剪定

1月末~3月 整枝・せん定

整枝・せん定は一年の最初の仕事です。りんご栽培では最も重要な技術です。樹の中までお日様の光があたるようにし、良いりんごが実るように樹の形を整えます。
せん定は、もっとも熟練を要する作業で、「千本の樹をせん定しなければ一人前になれない」とも言われています。

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4月 肥料施用

りんごには栄養が必要です。4月に堆肥や肥料などで栄養を与えます。
肥料が多すぎたり、少なすぎたりしないように、土壌診断をして適切な量を施用します。

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5月~9月 草刈り

りんご園では、土からの水分の蒸発や土壌の浸食を防いだり、有機物を補給するために草を生やします。しかし、草が伸びすぎるとりんごの樹と水分を奪い合ったり、虫が発生してしまうので、栽培期間は4~6回程度草刈りをします。

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5月 授粉

りんごの品種のほとんどは、同じ品種の花粉がついても実がなりません。そのため他の品種の花粉を付ける授粉作業が必要となります。

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6月~7月 実すぐり

りんごの花は1株に5つくらい花が咲き、実を付けます。これら全部が果実すると、それぞれのりんごの実への栄養が足りなくなり、1つ1つが小さなりんごになってしまいます。また、翌年の花もできなくなります。そこで、3~5株に1つだけ実をならせ、あとはすべて取ってしまう摘果作業を行います。こうすると、大きくておいしいりんごができます。(一本の木に3000個の実がなるとすると、最終的に収穫時期まで残るのは300個程度。9割の実は摘み取られてしまうことになります)

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9月~11月 着色手入れ

りんごの果実全体に太陽の光を当て、きれいに色が付くようにします。

太陽の光が当たった部分だけ赤くなるので、反対側にも色がつくようにりんごの実を回す作業です。

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8~11月 収穫

1年間大切に育てられたりんごは、8月から収穫がはじまり、りんごにキズが付かないように1つ1つ丁寧に収穫します。

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